出向社員でも専任技術者や経営業務の管理責任者になることは可能か？
takatoshi482種類の出向形態
労働者が雇用先の会社（出向元）との雇用契約を維持したまま、別の会社（出向先）に異動し、出向先の指揮命令下において勤務する雇用形態を『出向（しゅっこう）』といいます。
出向には2種類の形態があり、一つ目が出向元に籍を置いたまま出向先に勤務する『在籍出向』、二つ目が出向元との雇用契約を終了して出向先に籍を移して勤務する『移籍出向』です。
出向社員でも専任技術者や経営業務の管理責任者になることは可能
建設業法上、専任技術者と経営業務の管理責任者に求められているのは『専任』や『常勤』であり、それぞれ所属している建設業者と直接雇用の関係でなければならないわけではありません。
ですので、他社からの出向社員であっても『専任性』や『常勤性』が認められれば、専任技術者や経営業務の管理責任者になれる可能性があります。
