建築設備工事とは
空気調和設備工事
空気調和設備は略して空調設備と呼ばれ、温度、湿度、気流、空気清浄の4つの要素を管理する設備です。
人が居住する空間を快適にすること、さらには医療機器などの精密部品や食品を工場で製造する時のような特に清潔性を要する環境を作り上げること、などのためにも必要な設備です。
衛生設備工事
衛生設備とは、給排水衛生設備のことをいいます。
飲むための水のことを「給水」、排出する水のことを「排水」といい、これらをスムーズに流すために建物内部に配管するのが給排水衛生設備です。
建物や敷地内の給水、排水などの設備や、浄化槽、消火設備、ガス設備がこれにあたります。
また、衛生設備には消防設備工事も含まれます。
これは、火災を防ぐための工事で、消化器、消火栓、スプリンクラー、水噴霧消火設備、泡消火設備、不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備、粉末消火設備、屋外消火栓設備、動力消防ポンプ設備、などを設置・配管する工事のことを指します。
電気設備工事
電気設備工事は、「電気工事」と「電気通信工事」の2つに大きく分かれます。
電気工事の内訳は、発電設備、送配電設備、引き込み線、照明、ネオン、避雷針、の建設です。
そして電気通信工事は、電気通信線路、電気通信機械、テレビ電波障害防除設備、情報制御設備、放送機械、防犯カメラ、火災報知器、情報通信設備、の建設を行います。