主任技術者・監理技術者
主任技術者と監理技術者の役割
建設業法では、工事現場における建設工事の施工技術の管理を行うことを目的として、『主任技術者』または『監理技術者』の設置を求めています。
『主任技術者』は一般建設業における現場の専任技術者、『監理技術者』は特定建設業における現場の専任技術者であり、それぞれに必要な資格や実務経験は、建設業許可要件の一つである『営業所の専任技術者』と同じです。
(参考記事『専任技術者の役割』)
国土交通省『建設工事の適正な施工を確保するための建設業法 (令和5.1版)』より
それぞれの職務内容
主任技術者・監理技術者の職務は、工事現場における建設工事の施工の技術上の管理をつかさどることです。
具体的には、施工計画の作成、工程管理、品質管理、技術上の指導監督、などが挙げられます。
さらに細かい内容が、国土交通省ホームページの『監理技術者制度運用マニュアル』に掲載されていますので、以下の表にまとめます。
国土交通省『建設工事の適正な施工を確保するための建設業法 (令和5.1版)』より